製造工程

木工場での作業

Working in a sawmill

材料入荷

多くは岩手県内・北東北や北海道から産出された丸太を木を知り尽くした熟練の製材職人が板状に製材したものを弊社で使用

分切り(ぶぎり)

板状に製材された材料を製品1個分の大きさに製材

角飛ばし(かどとばし)

ろくろで成形しやすいよう角を切断

粗挽き(あらびき)

乾燥を促進させるために粗挽きろくろで大まかに成形したものを粗挽き木地という
粗挽きろくろも切削する刃物(かんな)も全て自社製作

燻煙乾燥(くんえんかんそう)

粗挽き木地を燻製にすることで水分を適度に保ち、狂いを抑える
この燻煙乾燥炉を乾燥室(乾燥ムロ)と呼び、この設備を稼働している木地製造従事者は全国でも稀有とのこと

もどし

燻煙乾燥後、木地を落ち着かせ馴染ませるためにもどしをかける
均一にもどしをかけるため環状に整然と重ねる

仕上げ挽き(しあげびき)

塗装に向けて木目が美しく見えるよう細心の注意を払いながら仕上げ挽きをおこなう
もちろんこの仕上げろくろも切削する刃物(かんな)も粗挽きと同様、全て自社製造

裏取り(うらとり)

仕上げ挽きで取りきれなかった部位を取り除き、木地が完成
塗装工場に向かう

塗装作業

Painting work

木地出し(きじだし)

弊社木工場および協力工場より入荷した木地に割れや傷、ふし穴などの検査

エアかけ

木地出し後、高圧エアでほこりを吹き飛ばす

着色(ちゃくしょく)

刷毛で着色剤を染み込ませ、木目を目立たせる

目止め

ふし穴などがあった場合、隙間をうめる

下塗り(したぬり)

スプレーガンでの吹付作業1回目

下研ぎ(したとぎ)

ろくろによる研磨1回目

中塗り(なかぬり)

スプレーガンでの吹付作業2回目

中研ぎ(なかとぎ)

ろくろによる研磨2回目

上塗り(うわぬり)

スプレーガンでの吹き付け作業最終回

検品→包装→梱包



以上を経て、
全国のお店で活躍します。